福山琴の製作風景
丸太から木取られた桐を一年以上野ざらしで天然乾燥させてから、刳(く)り、板付、彫りなどを経て甲をつくります。
甲を削る作業
綾杉堀り作業
甲の裏面に音響効果と装飾効果をも兼ね備えた精緻な装飾模様の堀りです。神経を集中して作業します。
甲焼き作業
甲づくりの最終工程。甲に焼きごてを当て、桐の美しい木目を浮き出させます。
飾り付け作業
四分六、竜角、柏葉、巻き、竜舌、丸型、竜脚など、竜に見立てられた琴の各部にきめ細やかな装飾を施していきます。
飾り付け作業
飾り付け作業(柏葉)
「福山琴」完成
木目に応じて装飾も変わります。
温湿度調整された部屋に保管
糸掛け作業
糸を1本1本丹念に張り、最終調整してからお客様の元へお届けします。
この状態で丁寧に梱包して発送します。
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